乳幼児の大人用ベッドからの転落事故に注意しましょう!
0~1歳児が主に就寝時などに大人用ベッドから転落したという事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せられています。大人用ベッドは、大人にとっては大した高さでなくても、赤ちゃんにとっては相当な高さです。数十センチの高さの大人用ベッドから転落すると、頭蓋骨骨折や、ベッドと壁等との間に挟まれて窒息するなどのリスクがあり危険です。
「まだ寝返りもしない月齢だから大丈夫」など思い込みは禁物です。一瞬目を離した隙に突然できるようになり、ベッドから転げ落ちてしまう可能性があります。
事故を防ぐため、次のことに注意しましょう。
- 大人用ベッドに寝かせず、できるだけベビーベッドに寝かせ、常に柵は上げる。
- 大人用ベッドで添い寝をする場合は、
・保護者は子どもを一人にしてベッドから離れない。
※赤ちゃんは大人用ベッドに一人で寝かせないでください。
・寝かしつけた後は、ベビーベッドに移す。
・保護者が寝込まない。 - 寝室での窒息事故を防ぐため、寝室から子どもの頭や顔が挟まる隙間をなくす。大人用ベッドに取り付ける幼児用ベッドガードは、生後18か月未満の乳幼児には使用しないでください。子どもが隙間に挟まり、自力で抜け出せずに窒息するリスクがあります。
【参考】ベビーベッドの安全基準について
PSCマークが貼付されたベビーベッドを選びましょう。
PSCマークは、Product (製品)Safety (安全)Consumer(消費者)を表し、国の定めた技術基準に適合した製品に付いています。
問い合わせ先
- 2017年11月24日
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