夏休みの心掛け
暑い夏を元気に乗り切るのは大変です。特に子どもは、暑さからくる疲れで、体調が崩れやすくなります。いつにもまして、規則正しい生活を心掛けましょう。
外出時の注意
紫外線対策を!
帽子をかぶる、日焼け止めを塗る、水分をこまめに補給するなどが大切です。特に皮ふがデリケートな赤ちゃんは、紫外線の強い時間帯の外気浴や散歩は避け、紫外線の少ない朝夕にしましょう。
また、無理なスケジュールは、体調を崩すもとになりますので、子ども優先の計画を立てましょう。
水の事故に注意!
水の事故を防ぐためには、海や川などそれぞれの自然環境の特徴を理解し、水難につながりやすい危険な場所、危険な行為などを知っておくことが重要です。そして、一番大切なのは、大人が子どもから目を離さないことです。
夏の病気
夏は、水いぼ・とびひなどの皮ふトラブルや、プール熱・ヘルパンギーナ・手足口病などの夏風邪が増えます。皮ふトラブルにならない方法は、外遊びで汗をかいたら、シャワー等で清潔にするのが効果的です。
もし、夏風邪を引いた場合は、喉の痛みが強く出ますので、こまめに水分を補給し、喉越しのよいプリン・ゼリー・アイスクリームなど、食べやすいものを何回かに分けて食べさせてください。
*咽頭結膜熱(プール熱)とは、アデノウイルスの感染により、発熱(38~39℃)、のどの痛み、結膜炎といった症状があり、プールを介して流行することが多いのでプール熱ともいわれます。
ジカ熱に注意しましょう。
正式名称は、「ジカウイルス感染症」。これは、主にジカウイルスを持っている蚊にさされることによって感染する病気です。症状そのものは比較的軽く、かかっていても気づかない人もいます。でも、油断は禁物です。妊婦が感染すると、お腹の中の赤ちゃんが小頭症になることがあるといわれています。
蚊にさされてから2~7日後くらいに発症します。
[症状]発疹、発熱(微熱)、結膜充血、関節痛、頭痛
蚊にさされない対策を!予防が大切です。
- 出かけるときは肌の露出が少ない服装にしましょう。
- 虫よけスプレーを使う。
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- 2016年7月22日
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