子育てコラム

B型肝炎はどんな病気?

B型肝炎ウイルスによっておこる肝炎で、長く肝臓にすみついて、肝硬変や肝臓がんをおこします。

非常に感染力が強いウイルスで、感染経路はB型肝炎を持った母親からの分娩のときに子どもにうつったり(母子感染)、唾液や体液(汗や涙)などでの感染があります。

症状

肝炎になると、発熱、下痢、食欲不振、疲れやすくなって黄疸(おうだん)が出ます。ただし、症状が軽い場合もあります。

重症になると?

劇症肝炎と呼ばれる状態になり、意識障害が出て、生命が危険になります。劇症肝炎は重い合併症を引き起こすことが多く、多臓器不全の病態となり、肝臓病の中でも死亡率がきわめて高いです。

予防するには?

B型肝炎ワクチンで予防します。

B型肝炎ワクチンで予防できる病気

B型肝炎、将来の肝臓がん

日本では、母親がB型肝炎キャリアの場合は、生後1週間以内に産科施設でB型肝炎予防用の免疫グロブリンを接種します(健康保険適用)。母親がキャリアでない場合は、生後2か月からワクチンの接種をしましょう。また、十分な免疫を獲得するには2回目まででは不十分で、3回目の接種が大切です。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはこども支援課です。

本庁舎1階 〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1

電話番号:0248-22-1111

メールでのお問い合わせはこちら
スマートフォン用ページで見る