【開催中】天王山遺跡出土品のすべて
昭和25年（1950）に発見された天王山遺跡。2度にわたる発掘調査により、土器を始め石器・石製品・土製品・植物遺物（コメ、クリ、クルミ）が数多く発見されました。
出土品のうち土器は、発見直後から注目され、東北大学の伊東信雄氏により「天王山式土器」と命名され、弥生時代の遺物として認識されるに至りました。
平成28年（2016）からの再調査では、不明であった遺跡の性格が集落跡であると確認され、遺跡は令和3年（2021）に国の史跡に指定されました。
そして令和6年、遺跡から出土した「天王山式土器」をはじめとした出土品が、その資料的価値を認められ、国重要文化財の指定を受けました。これを記念し、天王山遺跡出土品を一堂に紹介する展覧会を開催します。
また、あわせて白河の考古学の発展に功績のあった、岩越二郎氏・藤田定市氏の業績を、収集された考古遺物等をまじえて紹介します。
国重要文化財指定記念企画展「天王山遺跡出土品のすべて」
会期
令和6年10月19日（土曜日）～令和7年1月13日（月祝）
会場
白河市歴史民俗資料館（福島県白河市中田7-1）
開館時間
午前9時～午後4時（初日10月19日(土曜日)は正午開館）
詳しい日程は白河市歴史民俗資料館の開館日・休館日をご覧ください。
休館日
- 毎週月曜日（令和6年11月4日・令和7年1月13日は開館し、翌日の火曜日休館）
- 年末年始（令和6年12月28日(土曜日)～令和7年1月4日(土曜日)）
入館料
無料
主催
白河市
記念講演会
開催日時
11 月10 日（日曜日）午後1 時～
演題
「天王山遺跡の魅力を語る」
講師
石川日出志氏（明治大学文学部教授・福島県文化財センター白河館（まほろん）館長）
会場
白河市立図書館りぶらん（福島県白河市道場小路96-5）
申し込み
不要
展示解説会
開催日時
12月1 日（日曜日）午後1時30分～
会場
白河市歴史民俗資料館（福島県白河市中田7-1）
申し込み
不要 （当日展示室入り口にお集まりください。）
主な出品資料
▲天王山遺跡出土注口土器（白河市歴史民俗資料館）
関連ファイルダウンロード
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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化財課です。
〒961-8602 史跡整備係・文化財保護係：福島県白河市八幡小路7-1／文化学芸係：福島県白河市中田7-1（白河市歴史民俗資料館内）
電話番号：史跡整備係・文化財保護係：0248-22-1111【内線2230・2231】／文化学芸係：0248-27-2310 ファックス番号：史跡整備係・文化財保護係：0248-24-1854／文化学芸係：0248-27-2256
メールでのお問い合わせはこちら- 2024年10月24日
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