“子ども虐待防止”の活動の象徴『オレンジリボン』
このオレンジ色は、里親で育った子どもたちが「子どもたちの明るい未来を示す色」として選んだといわれています。その胸の中に、オレンジフルーツのような明るさと暖かさを感じたいという思いがあったのではないでしょうか。社会に、虐待を受ける子どもがいなくなるよう、「子ども虐待防止オレンジリボン運動」に、ぜひご協力をお願いします。
あなたにできること
- 虐待と思われる事実を知ったときには通報してください。
- 子育て中の親子に、やさしいまなざしをお願いします。
- 子育てに悩んでいる人は、ひとりで抱え込まずに相談してください。
- 虐待で苦しいでいる子どもは、がまんしないで相談してください。
- 虐待と思われる事実を知ったときには通報してください。
- 虐待を受けた子どもたちの自立を支援する輪に協力してください。
- 虐待を受けた子どもの親代わり(里親)になってください。
(出典:オレンジリボン運動公式サイト)
詳しくは、オレンジリボン運動公式サイト(外部リンク)をご覧ください。
「虐待」が子どもを変えてしまう
子どもは、本来、赤ちゃんの頃から親に甘え、ほめられ、認められ、人間関係の安心感や信頼感を得て、「自己肯定感」や「自尊心」を少しずつ育んでいきます。この「自己肯定感」等が、子どもの人生に大きな影響を与えるといわれています。そのことから考えても、虐待が子どもの心身へ与える影響は、はかり知れないものがあります。
乳幼児揺さぶられ症候群
赤ちゃんを激しく揺さぶらないで
赤ちゃんが何をやっても泣きやまないと、イライラしてしまうことは誰にでも起こりえます。しかし、泣きやまないからといって、激しく揺さぶらないでください。赤ちゃんや小さい子どもが激しく揺さぶられると、見た目にはわかりにくいですが、頭(脳や網膜)に損傷を受け、重い障がいが残ったり、命を落とすこともあります。どうしても泣きやまないときは、深呼吸をして、まずは自分をリラックスさせましょう。
“しつけ”と“虐待”は違います
“しつけ”は、子どもがきちんとした生活習慣や人とかかわる力、感情や意思を伝える力などを獲得し、自立していくための大まかな道筋を、親が示してあげることです。しかし、その“しつけ”に暴力や暴言を使うようになると、それは“虐待”になります。“しつけ”で“たたく”ようになると、暴力はだんだんエスカレートして、自分の力ではおさえられなくなってしまいます。
問い合わせ先
- 2021年5月26日
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