新型コロナワクチン接種の副反応について
副反応の症状
新型コロナワクチン接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状(注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等)が現れることがあります。こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
副反応の症状が出たときの対応
- 市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等))で対応いただけます。
- 発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。
- 他のお薬を内服している場合や妊娠・授乳中の方、胃潰瘍・腎機能障害・喘息などの持病のある方などは、薬剤師や医師にご相談ください。
- かゆい場合は冷やしたり、抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ると、症状が軽くなります。こうした成分は、市販の虫刺されの薬などにも含まれています。
副反応の症状が重い場合、長引く場合の対応
症状が重い場合、長引く場合は、医療機関等への受診や相談をご検討ください。
副反応を疑う症状で医療機関を受診したい場合は、身近な医療機関(かかりつけ医や接種を受けた医療機関等)を受診してください。
副反応に関する相談窓口
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
新型コロナワクチン接種全般に関すること
- 電話番号:0120-700-624
- 受付時間:毎日9時から21時まで
予防接種健康被害救済制度について
新型コロナワクチンは、臨時の予防接種として、「予防接種健康被害救済制度」の対象となります。接種を受けた方に健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じた場合、その健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
詳しくは予防接種健康被害救済制度(厚生労働省ホームページ)をご覧ください。
関連リンク
新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省ホームページ)
- 2024年5月31日
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