広瀬典採訪書写文書【ひろせてんさいほうしょしゃもんじょ】 (附)古文書目録
「広瀬典採訪書写文書」のうち後醍醐天皇綸旨写
指定種別 | 市指定 重要文化財(歴史資料) |
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指定年月日 | 令和4年3月28日 |
所在地 | 白河市中田(白河市歴史民俗資料館保管) |
所有者 | 白河市 |
数量 | 188点、(附)1点 |
江戸時代後期の白河藩士広瀬典が、中世に白河を領した白河結城家に伝来した文書のうち188通を書写したもの。
広瀬が藩主松平定信の命を受けて行った「白河古事考」(文政元年〈1818〉完成)編纂に際しての資料調査の成果と考えられ、白河結城家の子孫で当時仙台藩士であった仙台白河家の所蔵文書が筆写されている。
筆写にあたっては、文字の輪郭を写した「籠写(かごうつし)」などの手法により原本が精巧に写されており、現在原本が確認できない文書についても忠実に写されているとみられる点は、歴史資料として貴重である。
中世白河の歴史資料であるとともに、江戸時代の歴史検証事業の一端がうかがえる資料として重要である。
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