紙本著色 常宣寺縁起絵巻【しほんちゃくしょく じょうせんじえんぎえまき】(附)常宣寺縁起
指定種別 | 市指定 重要文化財(絵画) |
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指定年月日 | 令和2年2月20日 |
所在地 | 白河市向新蔵 |
所有者 | 常宣寺 |
技法・大きさ | 紙本著色 縦41.6cm、横930.5cm |
常宣寺の縁起(由来)を描いた絵巻一巻で、文化10年(1813)に制作された。同じく寺の歴史を文字のみで記した(附)の常宣寺縁起一巻とともに、一体のものとして伝えられている。絵巻は、詞書(文字)と絵の部分からなり、絵は丹念な描線と鮮やかな彩色によるすぐれた品質を示す。常宣寺は白河藩主松平定信ゆかりの寺院であることから、絵巻の制作にあたっては定信が関わったことが想定される。
本資料は、寺院縁起絵巻の市内・県内での数少ない作例の一つと位置づけられるとともに、絵画作品としても質が高い。総じて、白河の歴史文化を示す貴重な資料である。
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