江戸時代の小峰城を体験できる「小峰城歴史館」
小峰城歴史館では「小峰城を知る・楽しむ・好きになる」をコンセプトに、築城から近現代までの小峰城の歴史や、江戸時代の小峰城をVR(ヴァーチャルリアリティ)で体験するシアター、歴代城主の美術工芸品の展示など、小峰城をより詳しく学べます。
ここに立ち寄ってから小峰城跡を散策すると、いつもの倍楽しめるかもしれません!
展示室1 小峰城ガイダンス展示
小峰城の歴史
築城から近現代までの小峰城の歴史について、パネルなどで紹介しています。
小峰城は、南北朝時代に結城親朝(ゆうきちかとも)によって築かれ、江戸時代の初代藩主・丹羽長重(にわながしげ)によって、石垣を多用した近世城郭に改修されました。幕末に至り、慶応4年(1868)の戊辰戦争によって本丸などが焼失し落城しました。
※平成22年(2010)国史跡に指定。
松平定信の時代の小峰城
定信時代(18世紀後半〜19世紀前半)の小峰城を再現したジオラマを、360度の好きな角度から眺められます。
併設のVR望遠鏡をのぞけば、小峰城の四季などをCG(コンピュータグラフィックス)で見ることもできます。
木造復元でよみがえった三重櫓・前御門
平成3年(1991)に三重櫓、平成6年(1994)に前御門が、発掘調査の成果や江戸時代の絵図などをもとに木造で復元されました。
東日本大震災における被災と石垣修復
平成23年(2011)の東日本大震災では、石垣が10ヶ所にわたり崩落するなど、大きな被害を受けました。
崩れた石垣は、江戸時代の伝統工法にもとづいて修復が行われ、8年後の平成31年(2019)3月に修復を完了しました。
小峰城VRシアター
江戸時代の小峰城をCGで復元し、3面スクリーンで立体的に映像化したVRシアターです。
200年前にタイムスリップして、城内を歩いているかのような感覚で、小峰城の大きさや広がりを体感できます。
展示室2・3 小峰城の歴代城主と美術
小峰城を築いた白河結城家から、江戸時代の藩主7家に至る歴代城主の流れを紹介し、ゆかりの古文書や美術工芸品などを展示します。
- 詳しくは、小峰城歴史館をご確認ください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは観光課です。
本庁舎2階 〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-22-1111 ファックス番号:0248-24-1844
メールでのお問い合わせはこちら- 2023年1月24日
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