銅鐘(関川寺)【どうしょう(かんせんじ)】
指定種別 | 市指定 重要文化財(工芸品) |
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指定年月日 | 昭和39年3月6日 |
所在地 | 白河市愛宕町 |
所有者 |
関川寺 |
大きさ | 総高114.0cm、口径84.0cm |
東光山関川寺に伝来する銅鐘で、庫裡(くり)に併設された鐘楼に懸架されている。関川寺はもと福寿山関銭院と称する天台宗寺院であったが、明応元年(1492)頃に結城直朝によって曹洞宗寺院に改めたとされ、その後の天正9年(1581)に旧地である関川窪から現在の地へ移転したと伝えられている。
銅鐘は、宝暦11年(1761)に大庄屋藤田孫十郎らによって寄進され、椎名國克によって再鋳されたものである。池の間には「関川寺鐘銘並序」と題した銘文があり、関川寺の由緒が記されている。さらにこの銘文に続けて寄進者30名の氏名と19の村名が刻まれている。
この銅鐘は、小峰城内にあった鐘撞堂に対し、町方に時刻を知らせる役割も併せ持った鐘として知られている。
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