刀剣 無銘 伝手柄山正繁【とうけん むめい でんてがらやままさしげ】
指定種別 | 市指定 重要文化財(工芸品) |
---|---|
指定年月日 | 昭和39年3月6日 |
所在地 | 白河市二番町 |
所有者 | (公財)藤田教育振興会 |
大きさ | 全長93.4cm、刃長70.0cm、反り1.9cm |
手柄山正繁は、播磨(はりま)の手柄山に住んだことから代々、手柄山を名乗った。正繁は、天明8年(1788)、白河藩主松平定信に知行五百石で抱えられ、江戸で鍛(たん)刀し、享和3年(1803)、甲斐守を受領(ずりょう)、晩年には定信より「神妙」の2字を与えられ、快心作には茎(なかご)にこの2字を刻(き)ったという。正繁の作風は、地肌は板目がつみ、無地風となり、刃文は濤乱風大互(とうらんふうおおぐ)の目乱れが得意で、刃中はよく沸(に)え、はなやかで、冴えて明るい。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化財課 文化財保護係です。
〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-22-1111【内線 : 2852・2231】 ファックス番号:0248-24-1854
メールでのお問い合わせはこちら- 2016年6月24日
- 印刷する