脇差 銘 「神妙 手柄山甲斐守正繁」【わきざし めい「しんみょう てがらやまかいのかみまさしげ」】
指定種別 | 市指定 重要文化財(工芸品) |
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指定年月日 | 平成6年3月7日 |
所在地 | |
所有者 | 個人 |
大きさ | 全長46.7cm、刃長41.8cm、反り0.8cm |
正繁は、播州(兵庫県)姫路の刀工、手柄山四代氏繁の子、兄五代氏繁を助けて、大阪に出て鍛刀し自ら六代氏繁を名乗った。
京都御所が炎上した天明8年(1788)の冬、大阪に立ち寄った老中松平定信に召し抱えられた。時に氏繁30歳、江戸に出た氏繁は、名を手柄山正繁と改めた。享和3年(1803)甲斐守を受領、晩年定信より「神妙」の二字を賜り、会心の作にはこの銘を刻(き)ったという。
この裏銘に「文政二年八月日」とあることから正繁60歳の作であることがわかる。
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