木造扁額 聖武皇帝御願所 成就山満願寺【もくぞうへんがく しょうむこうていおんねがいじょ じょうじゅさんまんがんじ】
指定種別 | 市指定 重要文化財(工芸品) |
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指定年月日 | 平成3年1月24日 |
所在地 | 白河市関辺関山 |
所有者 | 満願寺 |
大きさ | 縦58.3cm、横25.8cm |
額の表面には黒漆がかけられ、文字は筋(すじ)山彫りで、縁飾りとともに黒漆の上に金箔が施されている。縁飾りは四方波型。材質は桂の一枚板。
額面の「聖武」の文字の中間左右に直径11.7cmの半球面の釘隠し鋲が打ち込まれている。
筆者、作成年代は不明。
松平定信編の『集古十種』扁額ノ部に「陸奥白川郡関山観音堂額 筆者不詳 長一尺七寸三分 広七寸九分」と記録されている。
満願寺の縁起には「行基東国より南部に帰り当山の霊場なることを奏上し、天平年間に開基し、光明皇后御宇三国伝来閻浮檀金の正観世音像を安置し皇室の祈願所とし、成就山満願寺といい、光明皇后の御親筆の額字を賜りたるを以て光明院という」と記されている。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2016年1月28日
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