町屋遺跡出土縄文土器一括【まちやいせきしゅつどじょうもんどきいっかつ】
指定種別 | 市指定 重要文化財(考古資料) |
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指定年月日 | 平成14年4月1日 |
所在地 | 白河市中田(白河市歴史民俗資料館保管) |
所有者 | 白河市 |
遺跡は、白河市役所大信庁舎から北東の国道294号沿いにある。
大信地区最大級の遺跡で、円谷亀重氏により、昭和27年『貝塚』40号の中で「福島県隈戸川沿岸の遺跡」として初めて紹介されている。また、『福島県史・6』の巻頭カラー等には、昭和25年頃に藤田定市氏が収集した縄文土器が掲載されるなど、古くから県内縄文時代中期の遺跡として注目されていた。
本遺跡は、これまで五回もの試掘・本掘調査が行われてきたが、いずれも小規模な調査のため、遺跡の全体像を把握しきれていないのが現状である。
しかし、縄文時代後期の土器群も多量に出土していることや、県外の流行を採り入れた土器や県外産出の石材を用いた石器・装身具が出土していることから、長期間に渡って様々な文化を採り入れていたことが分かってきている。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2019年1月16日
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