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磨崖三十三観音【まがいさんじゅうさんかんのん】

磨崖三十三観音

指定種別 市指定 史跡
指定年月日 昭和56年2月16日
所在地 白河市表郷梁森字石崎
所有者 都々古和気神社ほか

梁森都々古和気神社南側に所在する。斜面の凝灰岩に刻まれたもので、「石崎三十三観音」と通称する。

梁森の三十三観音像は、ほとんどが千手観音・十一面観音であるので、三十三所観音霊場の本尊(千手観音・十一面観音)を一堂に集めた三十三観音を意味する。

中心となる三十三観音は宝永4年(1707)に緑川孫左衛門が依頼し、石工善六が彫ったもので、中に正徳3年(1713)に緑川孫左衛門らの発願で彫られた六観音があり、観世音菩薩真言を彫る。これは県内では唯一のことであるという。

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