白河ハリストス正教会のイコン【しらかわはりすとす せいきょうかいのいこん】(附)行進用十字架
ハリストス正教会聖堂内状況(正面が聖障)
指定種別 | 県指定 重要文化財(絵画) |
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指定年月日 |
昭和58年3月25日 (追加指定:令和2年3月23日) |
所在地 | 白河市愛宕町 |
所有者 | 白河ハリストス正教会 |
イコン(聖画像)とは、ビザンチン帝国とその周辺諸国に布教されたギリシャ正教会で用いられた絵画であり、神との交わりの案内役として正教の聖堂や信者の家には必ず掲げられるものである。
白河ハリストス正教会聖堂内の至聖所と聖所は、イコノスタシス(聖障)によって分けられ、正面のイコノスタシスには3段に26点、聖所の両側壁には22点のイコンがある。また、この中には、茨城県出身の女性イコン画家、山下りんが制作したイコン3点も含まれている。また令和2年には、この他に山下りんのイコン2点が追加指定された(非公開)。
作品は石版画に着色した作品、板に麻布を貼って着色した作品(石膏を使用した場合もある)、麻布に油彩を施した作品などであり、一部にはロシアからもたらされたものもある。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2021年3月16日
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