(伝)結城宗廣公軍中旗【(でん)ゆうきむねひろこうぐんちゅうき】
指定種別 | 市指定 重要文化財 (歴史資料) |
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指定年月日 | 昭和63年2月8日 |
所在地 | 白河市中田(白河市歴史民俗資料館保管) |
所有者 | 個人 |
大きさ | 縦152.0cm 横77.0cm |
内山家に相伝した軍中旗である。内山家は、代々搦目城墟下に住した大庄屋で文化4年(1807 )には、官左衛門が搦目城の岩壁に結城宗広とその子親光の南朝への忠を讃える碑「感忠銘」を刻ませている。
本旗は、白の平絹地の中央の丸を残して、周りを赤く彩色したもので、結城宗広が軍中に用いた旌旗(せいき)と伝わるものであるが、文献等による資料の裏付けはなく、また松平定信編『集古十種』(旌旗の部)にも収載されていない。
なお、本旗は、昭和初年に中央より半分に裂かれ、半分は内山家に、半分は海軍軍人を通じて伊勢(三重県津市)の結城神社に奉納されているが、後者の上部1/4は欠損している。
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