節電のために家庭でできること
原発事故以降節電の意識が高まっていますが、節電を効果的に継続するためには、家電製品や電気についてある程度知っていた方が取り組みやすいものです。
ここでは、家電製品がどれくらい電気を消費するのか、また電気の単位等を簡単に説明します。
家電製品が消費する電気の量の目安
家電製品 | 消費電力(W ワット) | 使用中に流れる電流(A アンペア) |
---|---|---|
冷蔵庫 | 150~600W | 1.5~6A |
洗濯機 | 500W | 5A |
洗濯機(乾燥機能) | 800~1000W | 8~10A |
液晶テレビ(32型) | 150W | 1.5A |
炊飯器 | 300~700W | 3~7A |
自動食器洗い機 | 1300W | 13A |
掃除機 | 1000W | 10A |
扇風機 | 50W | 0.5A |
ドライヤー | 800~1200W | 8~12A |
アイロン | 1200W | 12A |
コタツ | 600W | 6A |
電気カーペット | 500~800W | 5~8A |
デスクトップパソコン | 150~300W | 1.5~3A |
ノートパソコン | 50~150W | 0.5~1.5A |
◎消費電力(W)は、家電製品を動かすときに使われる電力で、この家電製品を1時間動かしたときの使用量を電力量(KWH キロワットアワー)といいます。
例えば、500Wの洗濯機を3時間使用した場合の電力量は1.5KWHとなり、この使用した電力量によって電気料金が計算されます。
500W × 3時間 = 1500WH = 1.5KWH
◎電流(A)は家電製品を動かしているときの電荷の流れの量で、家電製品消費電力を100で割ることでだいたいのアンペア数が計算できます。
一般家庭の場合、電力会社とアンペア単位で契約しており、アンペア数が低いほど基本料金が安くなりますが、供給能力は低くなります。
たとえば、契約アンペア数が20Aの場合、冷蔵庫とコタツを使用中にドライヤーを使うとブレーカーが落ちることがあります。
しかし、無理のない範囲で契約電力を下げることは、基本料金を下げることができるだけだけでなく、ブレーカーが落ちないように配慮することが使用時間の減少につながり、結果的に節電に貢献している例もあります。
◎家電製品を買うときは、節電と節約のために消費電力にも注目してみてください。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2016年2月5日
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